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【週刊ダイヤモンド掲載③】資産価値向上のためLCPを提案

※週刊ダイヤモンドから抜粋

資産価値向上のため LCPを提案

シミズ・ビルライフケアは、修繕工事と並行して、資産価値向上に向けたLCP(生活継続計画)の提案も積極的に行っている。2019年に武蔵小杉のタワーマンション(以下タワマンと称する)が台風による浸水被害で全棟停電に陥って以降、どこのマンションでも真剣に災害対策を検討するようになった。

「かつては非常用発電機の設置が主な対策でしたが、現在は蓄電池の小型化や大容量化、低価格化が進み、“太陽光発電+蓄電池”による対策も可能になっています。また、電気自動車(以下EVと称する)を災害時のLCPに活用することも可能で、マンションへのEV導入促進の提案も積極的に行っています」

EVシェアカーを利用して、災害時に揚水ポンプやエレベーター、非常用照明やコンセントへの給電を72時間可能にするシステムも開発した。クリーンエネルギー自動車導入促進補助金制度の利用など、マンションのレジリエンス強化を図る選択肢も多い。

同社では、こうしたタワマン改修の技術力やノウハウを駆使し、首都圏から豊富な経験者を派遣して、関西・東海・九州の各支社への技術・計画・受注支援などのバックアップ体制も強化。現在、関西で6棟目が進行中で、東海地区でも初めてのタワマン改修工事が決定した。全国から同社を求める声は少なくない。

1.超高層マンションの大規模修繕に強み、その技術とノウハウを全国展開
2.難しい仮設足場の設計と居住者対策
3.資産価値向上のためLCPを提案
4.コラム:リフトクライマーのバッテリー化


私たちをとりまく環境や価値観は急速に複雑化・多様化してきています。
私たちが暮らし、憩い、働く空間もより快適で、高度なものが求められています。
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